実際に店舗物件を探してみると

私の昔からの知り合いが、京都の古くて由緒のある料亭で、京料理の修行をしていました。彼は、40歳になるときに、自分の店を持つ夢を叶えようとして、店舗物件を探して回っていたことがあります。始め、狙っていた地域では、なかなか彼の条件に合う店舗物件が見つからなくて、かなり範囲を広げて、店舗物件を見て回っていました。
自分は賃貸のアパートに住んでいます。ただし壁が薄いので隣にとても気を使います。そのことをのぞけば賃貸のアパートはとても快適です。自分だけの空間があるということで実家にいたときよりもストレスがありません。友達も気軽に来るので寂しくないのでとても楽しく生活しています。賃貸アパートは若者にとても人気があると思います。
 ◇生きたセンバツの経験 気のゆるみ消し、夏に照準
 今春、センバツ8強入りした北海ナインは、ある種の達成感を味わっていた。西尾匡人主将(3年)は「これまで経験したことのない満足感というか、ふわふわした気持ちだった」と振り返る。チームとしての明確な目標を見失ったまま、夏へのスタートを切った。
 ナインの心境は練習のなかに表れた。センバツ後、グラウンドで行ったノック練習で、エラーが相次いだ。打撃練習でもフライを連発した。平川敦監督は「やる気が見えない」などとたびたび厳しく指摘したが、ナインの気の緩みはなかなか消えなかった。
 チームを再び結束させるため、練習後に毎日2〜3時間、3年生だけでミーティングを繰り返した。互いに思っていることをぶつけた。「気が抜けている」「何のために北海に入ったのか」「どんな目標に向かっているのか」……。時には激しく言い合った。1週間後に導き出した答えは「夏の甲子園で全国制覇」だった。
   ◇  ◇
 平川監督は「高校生が1回(甲子園出場という)いい思いをすると、モチベーションを保つのが難しい。夏に勝つためには、強い思い、メンタル面の強化が重要になる」と話す。選手たちにはチームのために我慢することの重要性を説き、打撃ではバントやゴロを転がす練習を徹底した。すると、打撃練習でのフライの数は徐々に減っていった。
 選手たちも自らの気を引き締めるため、各自で約束事を決めた。「グラウンド内は全力疾走」。平川監督からの「私生活の行いが野球に影響する」という指摘から、練習以外でも「授業中は寝ない」「ゴミを拾う」などと自らを律した。西尾主将は「約束を守ることでみんな我慢強くなった。思い切り打ちたい場面でも、次の打者につなぐことを考えられるようになった」と効果を話す。
 迎えた南北海道大会では、バントで着実に好機を広げる堅実な攻めで3試合で16犠打を記録した。
   ◇  ◇
 「神宮、センバツの経験が生きている」。平川監督は駒大苫小牧との南大会決勝後、「経験」という言葉を繰り返した。昨秋の全道大会で優勝し、明治神宮大会、センバツと、全国の強豪校と戦ってきた。特にセンバツ準々決勝では、九州国際大付に3度も追いつく粘りを見せた。平川監督やナインにも「全国の舞台で何度も強豪と渡り合えた」という自負があった。
 その経験が、南大会では随所で発揮された。準々決勝の函館大有斗戦では、2点を先取される展開にも慌てず、終盤に連打でたたみかけ逆転勝ち。決勝では駒大苫小牧に九回に2点差を追いつかれたものの、サヨナラ負けのピンチを切り抜けると、延長十回に勝ち越した。川崎和哉選手(3年)は「負ける気はしなかった」と振り返る。
 チームの危機を乗り越え、つかんだ35回目の夏。道のりは決して平たんではなかったが、再びチームが一丸となった今、頂点を目指す準備は整った。【小川祐希】
 ◇バントでつなぎ、堅い守備で勝つ
 打線は長打こそ多くないが、札幌地区大会からの6試合で計26犠打とバントでつなぐ野球が身上。3番・松本桃太郎(2年)、4番・川越誠司(3年)の両選手が南大会の準決勝、決勝で好機に1本が出なかったが、下位からでも得点できるのは強み。特に7番・玉木昂太選手(同)は打率4割7分6厘と好調だ。
 主戦の玉熊将一投手(2年)は5試合に登板し、防御率は1・64。南大会では連打を浴びる場面もあったが、駒大苫小牧との決勝では中盤以降に変化球に切れが戻り、復調の兆し。2番手の西村拓真投手(同)は春の地区大会が公式戦初登板だったが、南大会準決勝の苫小牧中央戦で3安打完封するなど成長した。
 守備も堅く、6試合で失策は5。ただ、南大会では3試合で4失策を記録し、失点につながるケースがあったのが気がかり。【今井美津子】
 ◇南代表、駒苫が04、05年連覇 過去10年の甲子園戦績、07年以降は苦戦
 01年以降は、04、05年に夏の甲子園2連覇を達成した駒大苫小牧が5年連続を含め計6回出場している。佐々木孝介・現監督が主将だった04年は、初戦で甲子園初勝利を挙げると、勢いに乗って日大三、横浜と関東の強豪を破り、決勝で福井優也投手(現広島)を擁する済美を降した。06年は駒大苫小牧の田中将大投手(現楽天)と、早稲田実の斎藤佑樹投手(現日本ハム)が決勝で延長十五回引き分け再試合を演じた。
 07年以降は不振が続き、09年の札幌第一以外は初戦敗退が続いている。北海は前回の08年、東邦と対戦。両校で計34安打の乱打戦となったが、競り負けた。【今井美津子】
 ◇平川敦(おさむ)監督プロフィル
 【経歴】根室市出身。40歳。北海高、北海学園大卒。現役時代は投手。高3夏に甲子園出場。百貨店勤務を経て98年から同高監督
 【趣味】音楽鑑賞。好きな歌手はノラ・ジョーンズとドリームズ・カム・トゥルー
 【好きな言葉】凜(りん)
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 ◇甲子園のベンチ入りメンバーと南北海道大会の成績◇
 (札幌地区大会を含む)
背番号 守備 選手名  学年  身長 体重 投 打 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 三振 四死球 犠打飛 盗塁 失策   打率
  1  投 玉熊将一 (2)179 75 右 右 14  4   4   0   0  3  0   3   0  0  0 .286
  2  捕 玉木昂太 (3)178 82 右 左 21 10   1   0   0  3  2   1   2  0  1 .476
  3  一 松本桃太郎(2)175 67 右 左 21  6   2   0   0  2  0   5   1  0  0 .286
  4  二 川崎和哉 (3)170 63 右 左 21 14   2   1   0  7  1   1   2  1  1 .667
  5  三 多間泰介 (3)171 68 右 右 17  7   2   1   0  5  1   3   6  0  2 .412
  6  遊 森貴弘  (3)179 67 右 左 22 11   1   1   0  5  0   3   4  2  1 .500
  7  左 石川圭太 (3)172 71 右 右 10  5   0   0   1  2  0   4   3  1  0 .500
  8  中 銭谷恒毅 (3)175 72 右 右 13  2   2   0   0  3  2   1   3  0  0 .154
  9  右 川越誠司 (3)172 72 左 左 23  7   3   0   0  6  4   3   1  0  0 .304
 10  投 太田裕也 (3)177 78 右 右 −−  −   −   −   −  −  −   −   −  −  −    −
 11  投 笠松一真 (3)177 74 左 左 −−  −   −   −   −  −  −   −   −  −  −    −
 12  投 西村拓真 (2)172 68 右 右  5  1   0   0   0  1  1   0   2  0  0 .200
 13  捕 平田成  (2)174 74 右 右 −−  −   −   −   −  −  −   −   −  −  −    −
 14  内 森崎友太 (3)163 63 右 右 −−  −   −   −   −  −  −   −   −  −  −    −
 15  外 山田泰基 (3)172 73 右 左  6  2   1   0   0  1  0   0   1  0  0 .333
 16  外 氏家崚  (3)181 71 右 右  1  0   0   0   0  0  0   0   0  0  0 .000
 17  外 磯田功洋 (3)161 66 右 右  8  2   1   0   0  1  2   1   2  1  0 .250
 18  外◎西尾匡人 (3)173 71 右 右 −−  −   −   −   −  −  −   −   −  −  −    −
                                                     (◎は主将)チーム打率 .390
投手 試合数 完投(完封)  回  安  振  球 責 防御率
玉熊   5  3 (0) 33 30 17 11 6 1.64
西村   3  1 (1) 15  8  6  1 1 0.60
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 ◇北海の戦績◇
 【札幌地区Fブロック】
2回戦 11−1 札幌旭丘
3回戦  6−2 札幌啓北商
決定戦  9−0 札幌琴似工
 【南北海道大会】
準々決勝 6−2 函館大有斗
準決勝  7−0 苫小牧中央
決勝   5−4 駒大苫小牧
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 ◇最近10年の南北海道代表の戦績◇
01年(1)●駒大苫小牧  6−7  松山商(愛媛)
02年(1)●札幌第一   4−5  智弁和歌山(和歌山)
03年(1)●駒大苫小牧  2−5  倉敷工(岡山)
04年(2)○駒大苫小牧  7−3  佐世保実(長崎)
   (3)○  〃    7−6  日大三(西東京)
    Q ○  〃    6−1  横浜(神奈川)
    S ○  〃   10−8  東海大甲府(山梨)
    F ○  〃   13−10 済美(愛媛)
05年(2)○駒大苫小牧  5−0  聖心ウルスラ(宮崎)
   (3)○  〃   13−1  日本航空(山梨)
    Q ○  〃    7−6  鳴門工(徳島)
    S ○  〃    6−5  大阪桐蔭(大阪)
    F ○  〃    5−3  京都外大西(京都)
06年(2)○駒大苫小牧  5−3  南陽工(山口)
   (3)○  〃   10−9  青森山田(青森)
    Q ○  〃    5−4  東洋大姫路(兵庫)
    S ○  〃    7−4  智弁和歌山(和歌山)
    F △  〃    1−1  早稲田実(西東京)
  再試合 ●  〃    3−4    〃  (〃)
07年(1)●駒大苫小牧  4−5  広陵(広島)
08年(1)●北海    10−15 東邦(愛知)
09年(1)○札幌第一   6−3  鳥取城北(鳥取)
   (2)●  〃    5−8  智弁和歌山(和歌山)
10年(1)●北照     2−4  長崎日大(長崎)
 ※(1)〜(3)は1〜3回戦、Qは準々決勝、Sは準決勝、Fは決勝

8月3日朝刊

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